2019年4月13日土曜日

 『この街の交響曲(シンフォニー)』 予告編

市民映画 『この街の交響曲(シンフォニー)』 の予告編ができあがりました。

この映画は、企画から制作まで全て有志(一般市民)によるもので、スタッフも一部映像制作に携わっている者が入ってはいるものの、全てボランティアで制作されています。本編は、11月頃公開の予定です。是非ご覧になって下さい。



本来なら、決して交わることのなかった4人。それぞれのストーリーが、第九を通じて今一つになる。

2018年5月16日水曜日

カラーグレーディングのトレーニング

この映画の編集は、加藤監督が行うことになっていますが、カラーグレーディング等の依頼があるかもしれない。と言うことで、一応カラーコレクティング、カラーグレーディングの勉強をしています。因みに、カラーコレクティング、カラーグレーディングは、色を修正して本来の色合いにしたり、敢えて色を変えて雰囲気を出したりする技術のこと。映画の画面等で、コントラスト強くて青みがかかっていたりすることがありますが、あれは、カラーグレーディングによって敢えてその様な色合いにしているわけです。

尚、私の場合は、下の写真の様な環境で、カラーコレクティング、カラーグレーディングを行っています。

カメラマンの編集環境

MiniPanelと言う装置を使って色を変えます

利用している編集ソフトは、 BlackMagicDesign社のDaVinciResolve 15 Studio と言います。それにMiniPanelと呼ばれる操作端末を取り付け、これで色を変更します。と言ってもMiniPanelは必須ではありません。基本、キーボードとマウスで操作はできるのですが、悲しいかなその方法だと絶えずマウスの操作をしなければならず、肩が凝ってしまいます。それを緩和してくれるのが、このMiniPanel。ほとんどの操作は、このMiniPanelのだけでできてしまいますので、 DaVinciResolve を使うなら是非欲しいアイテムです。廉価版のMicroPanelと言うものもありますが、操作できる範囲が半分くらいに減ります。

昼間に撮影した映像を夕方の様に

右上の線でつながったものがノード
さて、その DaVinciResolveですが、ノードと言う概念で設定を変えるので、一見するとかなり手間がかかる様に見えます。しかし、実際にこのソフトで色調整をすると、他のソフトに比べてかなり簡単にイメージを変えることができます。私の場合、元の映像を4種類 屋外、屋外の影、屋内、屋内の外光が当たるところと言ったパターンにわけ、それ用に制作したカラーグレードをカットに応じて適用します。その後、微修正と言った形をとっているので、思いのほか簡単に全体のイメージを変えることができるのです。
今回は、撮影したままの映像、それにPanasoni GH5用のLUTを当てた映像、さらに微調整を加えた映像、そして色温度、明るさ、コントラスト等を色々変えた映像を作ってみました。最後は、犬の白さは残しつつ夜の雰囲気をと思ったのですが、日光が当たっている部分がありましたので、流石に難しかったです。

左側が撮影時の状態

左側は、カラコレ後

最後に、これによって制作した動画を張り付けておきます。夜をイメージしたカットは、青を被せることで、最初より夜らしくなりました。



2018年5月14日月曜日

昨日は、GW開け後、初の撮影でした。

但し、屋外での撮影は、集合時間前から小雨が降り始めていたこともあり延期。屋内を中心とした数シーンを撮影するのみとなりました。その撮影延期となったシーンには、セルフが長いシーンが含まれており、一生懸命覚えてきた若い役者さん達のテンションは、天気の様に下り気味でしたね。

屋外での撮影は延期(写真は、集合場所に向かう途中で寄った公園)

ロケ地となった喫茶店での練習風景
さて、この様に雨が降ると困るのが、実はカメラではなくマイク。カメラって意外と雨には強いのです。基本、端子類に水が入らなければ、水滴が落ちた程度では壊れはしません。と言うか、そういったカメラやレンズを使っています。無論、レンズカバー等も用意してありますから、多少の雨なら撮影は行えなくもないのです。
因みに、この映画で私が使っているカメラは、PanasonicのDC-GH5。昨年、蒲郡市形原町のあじさい祭りを撮影した時等は、あじさい=雨だろうと、わざわざ雨の日に撮影に行ったくらいです。とは言ってもずぶ濡れはさすがに駄目ですよ。



では、何故マイクが問題になるのかと言いますと。まず、マイクの種類の説明から。マイクには二種類ありまして、これらを用途によって使い分けます。

  • ダイナミックマイク:電源不必要、丈夫で比較的湿度に強い、感度が低い、
  • コンデンサーマイク:電源必要、振動や湿気に特に弱い、感度が高い、

映画やナレーション等で使うマイクは、ほとんどの場合コンデンサーマイクです。つまり、湿気に弱いマイクです。また、コンデンサーマイクには電源が必要です。電気が流れているものに水が入ったら...あとのことは想像できますよね。無論、防水タイプのコンデンサーマイクが存在しないわけではありません。ただ、価格的に高かったり、音質的に難があったりするので、あまり使われていないのです。
また、何より問題となるのが雨音。プロの音声さんがいる場合、別に雨音も録音しておいてそれを逆位相ににし、メインの音声に被せて音を相殺...なんてこともできるみたいですが、流石にそれをお願いできる人はいません。ノイズをとったりするくらいなら私でもできますが、流石に雨音を消すテクは、現時点では持ち合わせていません。
だから、この映画の様に限られた人員や機材で制作する映画の場合、雨の日の屋外撮影は、延期させざるを得ないのです。

因みに、プロの音声さんがいる現場ですと、ゼンハイザー(ドイツメーカー)のMKH-416に、全体を覆うジャマーを付け、マイクとコードの接続部に水が入らない様にしつつ、マイク集音部への水の侵入と雨音を軽減させて撮影...なんてことをするかと思います。無論、予備のマイクやジャマーも多数あるでしょうから、それらを交換しつつ。

撮影後は、スタッフと役者とで映画談議
さて、来月も撮影がありますが、来月は晴れて欲しいものです。

2018年5月11日金曜日

音声

仕事中、監督から電話がかかってきているのに気付き、折り返し電話をしてみると「3日目の音声を確認してみて」とのこと。どうやら音が割れているらしいのです。

実は、1日目は、音声は音声さんにお任せでした。2日目、3日目は、カメラ側でも音声をモニターしていたのですが、3日目の途中から音割れを感じていたので何度も音声さんに確認をとっていたのです。ただ、「音は割れていません」の返事しか返ってきませんでしたし、手動のレベル調節用つまみはかなり低い値を示していたので、ミキサー兼レコーダーであるTASCAM DR-701Dとカメラを接続するステレオケーブルにノイズでも乗ったかなと思っていました。その後、時々ハウリングが発生するため、ヘッドホンを外してしまい、カメラ側の音声はノーチェックだったのです。

マイクは、ミキサー兼レコーダーに接続されそこからカメラへ

因みに、マイクで拾った音声は、下の写真のミキサー兼レコーダーに記録され、その後カメラに入る様になっています。こ DR-701Dには、オートレベルコントローラーこそ使っていないものの、リミッターが効かせてあるので、音が割れるはずはありません。なのに割れるのはおかしなこと。可能性として考えられるのは、出力レベルを間違って触ってしまったことくらい。念のため、帰ってきたミキサー兼レコーダーの設定を確認してみましたが、特に異常はありません。0dbで出力をしています。また、実際にカメラを接続してみましたが音割れも発生いたしませんでした。

TASCAM DR-701D

カメラとはステレオピンジャックで接続します

では、何故?

そこを見極める為色々テストしましたが、現象は発生しません。そんな時ふと気が付いたのが、DR-701DのカメラOUT端子の横にある端子。実は、DR-701Dには3つの出力端子があります。一つはモニター用のヘッドホン端子、もう一つがカメラに音声を戻す為のカメラOUT端子、そして、カメラOUT端子の横にあるLINE端子です。
ロケ現場の移動だけでなく、同じロケ現場でも数メートル以上離れる時は事故防止の為にケーブルを抜いています。「もしかして...」と思い、カメラと接続するケーブルをこのLINE端子に接続してみたところ、音割れとハウリングが発生するではありませんか!!そう、原因は、ケーブルの挿し間違えだったようです。

この日は、初めて音声をやる人でしたので、彼を責めることはできません。音割れが起きた時点で、ちゃんとチェックしてあげられなかった私のせいですね。でもきっと、これが終わる頃には、「ここ間違っていません?」と言われるくらいに皆成長しているのだと思います。次の作品の為にも、そうなって欲しいものです。




2018年5月8日火曜日

GW集中撮影後の初ミーティング

4日間に及ぶGW集中撮影後の初ミーティングです。

ちょっと参加者は少なめですが、今後の計画に関する打ち合わせ、反省会等を実施しました。実は私も初映画撮影ですが(似たような感じでのCM撮影はしていますが)、初めて映画撮影の関わる方の率直な感想を聞いたり、細かな反省点を聞くと大変勉強になります。

この中には、「役者に対して監督の指導が少なすぎる。もっと指導してもらえれば、ワンランク上の演技ができたかもしれない」的な意見もありました。でも、これは監督次第なんですよね。確かにとことんNGにして自分のイメージに近づける監督もいますが、役者の良さを活かそうといった監督もいます。無論、時間的な制約や人的な制約を考慮しなければならない等の制約にしばられる部分もあるでしょう。その辺も考えてトータル的にコントロールするのが監督です。
私は、映画『星めぐりの町』にスタッフとして参加いたしましたが、黒土監督も、役者さんに任せられるところは任せていましたね。主役の小林稔侍さんが「たいていの監督は、「おまえに任せる」と言っておきながら、演技した後で修正させられるからな」と言いながら演技していましたが、黒土監督は本当に任せていましたね。無論、最初にイメージの共有をしていることが前提ですけどね。

意見を述べるメンバー
何にしても楽しく撮影は進んでいます。この撮影を通して、映画が好きになる人、自分で映画を作りたいと思う人が必ず出てくると思いますよ。

色々な意見を反映しながら、楽しくも厳しい倶楽部を目指します
そうそう、今後ですが、人が集まっても問題が無い場所では、見学等も許可する予定だそうです。そういったロケがある時には、こちらでもお知らせしたいと思います。

2018年5月4日金曜日

GW中の撮影終了

世の中では、GWと言われる1日~4日にかけ、映画「この街の交響曲」のロケが行われました。

何とか4日間を乗り切ることができましたが、何しろ映画撮影初心者(私もですけどね)が多い故、小さな問題は数多く発生しました。特に、技術面の問題は、後々に響くので、早急にクリアにしておく必要があります。映像は、ピントさえ合っていて、白とび黒つぶれがなければ、ある程度編集で調整できるですが、音はどうにもこうにも。固定の音声スタッフがいないだけに、ここは何とかしないと。あと、室内等では照明スタッフも欲しいところです。...と、無い物ねだりをしても始まらないので、力を合わせて頑張っていきたいと思っています。

因みにクランクイン後に、キャメラマンとしてまず改善したのが、下のスライダーの遊び。このスライダーの調節は、一端ネジを絞めすぎると最初からやり直さなくてはならない為、なかなか設定が煮詰まらず以前は軽さ重視にしていました。しかし遊びが大きいと動きがスムーズにならない為再度調整してみたのです。

クランクイン後にスライダーを再調整しました
調整には1時間以上かかりましたが、その努力甲斐もあり、予想以上にスムーズな動きとなりました。そこそこの重さはありますが、だからと言って力がいるわけでもなく、スライド中にひかかる様なこともなくなりました。

2日目は、雨(時間)との闘いでした
おかげで、2日目の撮影は、夕方16:00まで予定されていたものの12:30頃には終了。この日の予報は午後から雨でしたが、何とか雨が降る前に解散となりました。品質が上がれが作業効率も上がり、最終的に効率アップにもつながるといったところでしょうかね?

監督、助監督、助監督セカンド
3日目は、主に室内での撮影でした。
お店、事務所、居間、台所、そしてベッドシーン???
はい、確かにベッドの上での撮影も行いましたが、映画は健全な映画ですので、あくまでもベッドの上で撮影しただけです。ちなみにこのベッド、スタッフの女性が普段寝起きしているベッドなんですよ。どなたのベッドかは、内緒!!

撮影を始めて3日目にして、おしてしまいました

3日目には、こんな場所でも撮影を実施しました

健全な映画故、濡れ場はありませんよ

因みに、次回の撮影は5月13日を予定しています。

2018年5月1日火曜日

クランクイン

2018年5月1日、ついに映画倶楽部CLIPの初作品「この街の交響曲」がクランクインしました。

初日は、炎天下の元での撮影となりました。初めて映画撮影に参加される方もいる中、順調に撮影は進み、予定通りに終了することができました。これも、事前に色々調査してくれた皆さんのおかげです。

さて、元々技術、運営くらいの分類はされていましたが、正直、監督、助監督、キャメラマン以外は、その場でやりたい人がやる的な感じだったので、一抹の不安もありました。しかも、機材を色々提供する私(キャメラマン)の仕事が半端なく、自分のキャメラの設定をしつつ、各自に必要な物を渡したり、説明をしたりとかえって忙しく(^^;)でも、それも最初だけで、機器の個別の部分は別としても、経験者が未経験者に教えたり、ローテーションを行ったりすることで、皆が少しずつステップアップし、午後には立派な撮影スタッフの様に...。今後、回を重ねるたびに上達していくでしょうから、クランクアップするころにどの様に成長しているか楽しみですね。


最初は、お互いに持っている知識を出し合いながら...

因みにこの日の撮影では、下の写真左手にあるRONIN-MXと言うジンバルを利用しました。これにキャメラを載せることで、歩いていてもブレがない撮影が可能となるのです。ここにキャメラ、モニターを載せ手持ちで数往復...。最後は体力の限界で、手の方がプルプルしてしまいました。キャメラマンは体力勝負です。
左側にある機器がジンバル。これにカメラを載せます


















何となくプロっぽいw

キャメラはGH5、GH4を使用

老眼になると、このくらいのモニターは必要です

15時からは高浜市の喫茶店に移動して撮影。これで涼しく...とはなりません。何故なら、エアコンの音を拾わない様に、エアコンを止めてしまうからです。結局「暑い、暑い」の声は、最後まで続くことになったのでした。
昼過ぎからは喫茶店での撮影
さあ、明日は西尾市で撮影ですよ!!

2018年4月25日水曜日

映画撮影で使う機器

今回の映画撮影で使用する機器を紹介いたします。
市民映画だから...ってことは無いのですが、資金が無いので現在あるものを可能なかぎり使用して撮影は行われます。こちらに載せたものは、今回ボランティア参加している『映像制作 三河国』の機器で、企業PR映像等の撮影に用いているものです。

まずはカメラ。カメラはPnasonicのGH5,GH4と言ったミラーレス一眼を複数台使います。下の写真は、ドラマ仕立てCMの『狐弧』を撮影した際の構成です。絞りを使わずに光量を調整する為、板状のNDフィルタ―を利用していますが、これがすごく高くて、6枚で10万円を軽くオーバーします。中国製なのに...。因みに『狐弧』は、4K 24p 10bit 4.2.2 V-Logで撮影しました。

GH5

Sachtlerの三脚
三脚は、SachtlerのFSB6とAceです。最近は、FSB6用のカーボン三脚に、国産のLibec 80Cmスライダーを付けて撮影することが多くなりました。スライダーを使わない場合は、カメラ紹介の写真の様に、リグと呼ばれる物に取り付けることもあります。何故ななら、上の写真の構成だと、ショルダータイプに簡単に切り替えてかついだり、手持ちでローアングル撮影したりできるからです。逆にこの構成でスライダーを使おうとすると、重さで...。





TASCAM DR-701D
音声は、こちらのミキサー兼レコーダーを利用しようと思っています。こちらは、4chの入力と1chの出力、さらにSDカードへの保存が可能な装置です。欠点は、電池だとすぐに電池切れになってしまう点ですが、USB給電ができるので、モバイルバッテリーとセットで使用するつもりでいます。







画像のバックアップは、将軍様が行います。ATOMS SHOGUN INFERNOといいまして、後ろにはSSDを付けることができます。私の場合、約1TBのSSDをここに取り付け、本体のバックアップ(4K高画質の場合はこちらがメイン)をしつつ、この大きなモニターでピントの確認等をしています。優れものなのですが、バッテリー等を入れると結構な重量になってしまいまして...。

手前 SHOGUN INFERNO
最後は使うかどうか不明のスタビライザーです。モーターが複数ついていて、カメラ操作時の横揺れ、縦揺れ等を相殺してくれます。つまり、ぶれない映像を撮ることが可能になるのです。欠点は、重い事。あと、できれば持ち手とカメラマンの最低二人は欲しいところです。これ、一人だと操作やセットアップも大変なのですよ。

RONIN MX 
他にも色々な機材を使いますが、本日はここまで。


2018年4月24日火曜日

クランクイン前のミーティング

本日は、クランクイン前の最終ミーティングでした。
香盤表をもとに小道具の確認、撮影シーンの確認、連絡手段の確認等、本番直前らしいミーティングを行いました。ここでは詳しいことは書きませんが、ある小道具のリアリティに、皆テンションが上がりまくっていましたよ。何がそんなにすごかったのかは、上映の際に展示されますので、お楽しみにしていて下さい。

撮影の第一弾は、5月1日~4日に、碧海地域各所で行われます。

疑問点は、この場でとことんクリアにしていきます

ある小道具を見て、監督のテンションはMAX.に!!

運営チームの動きも良くなりました


本日は、出席率も高くこんな感じに

2018年4月23日月曜日

協賛者募集パンフレット

主役四人に顔写真付きの協賛者募集パンフレットが出来上がりました。映画の好きな方、映画制作に資金協力の面で関わりたい方、地元三河愛にあふれた方、是非ご協賛をお願いいたします。ご協賛いただいた方で、ご希望があった場合、エキストラとして出演することも可能です。




2018年4月14日土曜日

本読み

撮影に向けて、本読みが始まりました。

4日間本読みですが、最初に行われたのは若手チーム。単なる台本の読み合わせではなく、監督の思い描いている世界観と表現のリンクをさせることが目的となっています。ここでリンクがとれれば、少なくとも感情的な部分に下にしては、本番でも上手くいくはずなのですが...。


さあ、クランクインである5月1日まで、もうあとがありませんよ。皆さん、頑張って!!

 『この街の交響曲(シンフォニー)』 予告編

市民映画 『この街の交響曲(シンフォニー)』 の予告編ができあがりました。 この映画は、企画から制作まで全て有志(一般市民)によるもので、スタッフも一部映像制作に携わっている者が入ってはいるものの、全てボランティアで制作されています。本編は、11月頃公開の予定です。是非ご覧に...